勝手に応援XI-V(49)
東大CubeSat管制局メンバーの鈴木さんからコメントいただきましたが、昨日のメンテナンスの結果、東大管制局は以前の状態に復調したようです。不調と聞いてからは、時間が許す限り受信を心がけましたが、少しでもお役に立てたのなら幸いと思っています。
打ち上げ当初は多くの方が関心をもたれていたようですが、CubeSatの打ち上げ数が増えてきていることや、CubeSatは受動的なこと(受信のみ)となってしまうことから、やや関心が薄れてきているように感じます。
新たなモチベーションの向上策を考える必要があるのではと、感じていますがいかがでしょうか。
新しい衛星には、アマチュア局が何らか作業(アクセス)ができるような機能が望まれます。レピータは難しいでしょうが、ふじ衛星が持っていたメールボックスの簡易版もいいなあと思われる今日この頃です。
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コメント
XI-IV, V のオリジナリティーは、衛星が撮影した地球写真に
あります。他の CubeSat にはない特性です。この画像をパス
のたびにダウンロードするのが楽しみでした。XI-IV は その
管制をアマチュア局に委譲し、XI-V では 撮影品質に問題が
生じています。この点が XI-IV, V へのアクティビティーが
下がった遠因かと思います。次期、XI-VI あるいは PRISM
でも、CCD カメラによる地球撮影の機能があることを期待し
たいと思います。
投稿: JE9PEL/1 | 2007年8月19日 (日) 21時51分
JE9PEL/1さん、コメントありがとうございます。
XIシリーズは地球撮影というアマチュアにとって(に限らず一般の人にとっても)非常にアピールするものと感じています。XI-IVについては、運用が不定期であり、また、いつ運用されるかが広報されていないため、関心を持っている方がたくさんいたとしても、受信意欲が下がってしまっているのだと思っています。XI-Vについては、ご指摘のとおり、画像の品質がXI-IVに比べてかなり落ちているため、これもモチベーションの低下につながっているように感じます。
次期衛星に期待すると共に、運用のあり方について、XIシリーズに限らず、各大学に要望なり意見を出していく(アドバイスしていく)必要性を痛切に感じます。
投稿: ji1izr | 2007年8月19日 (日) 22時23分
CCD カメラではなく、CMOS カメラの間違いでした。
いずれにしても、文字通信だけではなく、地球画像ということが
魅力あるところだと思います。東大 CubeSat チームに是非とも
その技術を継承するよう、進言していただけたらと思っています。
期待しております。
投稿: JE9PEL/1 | 2007年8月20日 (月) 00時18分
東大局の鈴木です。お世話になっております。
眞田様、JE9PEL/1様ご意見どうもありがとうございます。
東大で次に打ち上げる予定の衛星PRISMでは、
メッセージボックス機能をつける予定です。
アマチュア無線家の方にメッセージをアップリンクして
もらい、ダウンリンクコマンドで登録されているメッセージを
送信する、ということをする予定で、現在では仕様をより
詳細に設計している段階です。
大学で開発する衛星ですと、電力や能力も限られているので
なかなかアマチュア無線家の皆様のご期待に添いきれるかは
わかりませんが、いろいろとアイディアなど出していただける
と幸いです。
投稿: 鈴木由宇 | 2007年8月21日 (火) 19時17分
鈴木さん、PRISMに関する情報ありがとうございます。メッセージボックス搭載予定ということですが、どのような方法でのアップリンク、ダウンリンクなのかなと思っています。ハンディ+簡単なアンテナで出来る方法、たとえば、DTMFでも何か操作できると、衛星利用者の裾野が広がってくるのではと考えています。
投稿: ji1izr | 2007年8月21日 (火) 23時16分
ここに概略が書かれています。
↓
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/prism/subsystem/C/index.html
投稿: JE9PEL/1 | 2007年8月23日 (木) 10時15分