XI-IV再び(18)
昨日及び本日の午後パスで、XI-IVのROM1画像がダウンリンクされていました。取得率88.1%となりましたので、掲載します。左が補正前、右が補正後です。雲の様子がはっきりしてきました。場所が特定できるといいのですが。
XI-IVの2つのパスの間に、仰角最大5度と低かったのですが、GO-32のパスがありましたので、受信に再挑戦してみました。
パソコンを2台使用し、1台は周波数補正でリグを制御、もう一台(といっても8年ほど前に購入した旧式のノートパソコン)でAGWPE(ソフトウェアTNC本体)+UISS(UIを使用したISS等を使用したパケット通信用ソフト、ON6MU作)を起動してTNC専用としました。
以前フォーン端子から録音したものをAGWPEに入力して、いろいろ実験してみたのですが、どうもうまくいきません。いつも拝見しているJA6PLさんのブログに、JA0CAWさんがAGWPEでGO-32を利用しているということを知り、ブログに紹介されていたリンクをたどってJA0CAWさんのブログの11月1日の記事にたどり着きました。そこに、「一番肝心なこと」として、リグの9600ボーへの設定というお話があり、「これだ」と気づいて、リグの設定を見直しました。
最近はFT-847を使用しているのですが、FT-847では9600ボー受信のための接続方法が1200ボーとは異なるため、IC-821について確認すると、こちらは接続変更は必要なく、リグの設定変更だけでOKのようでした。そこで、IC-821(FMに設定)と上記ノートパソコンを接続して、リグの設定を切り替えてみると、パソコンのスピーカからの音が明らかに変化します。GO-32のパスを待ち、受信してみると、果たして、次のようにデコードすることができました(全部だと長いので、抜粋しています)。
Fm C-4 To -8 Via -7,,,,,,,-4,,,4XTECH-11* <UI pid=0>[17:42:32]
Fm 4XTECH-12 To BBSTAT <UI pid=F0 Len=12 >[17:42:34]
Open:AB1C23:
Fm 4XTECH-12 To STATUS <UI pid=F0 Len=11 >[17:42:34]
>B:14469346
Fm 4XTECH-11 To PBLIST <UI pid=F0 Len=11 >[17:42:38]
PB: Empty.
Fm JE4SMQ To APRS Via 4XTECH* <UI pid=F0 Len=41 >[17:42:54]
!3435.56N/13347.25E# CQ CQ CQ de JE4SMQ
カ
上記最後には、JE4SMQ局のCQが見えます。
これで、GO-32の9600パケット利用の第一歩が踏み出せました。情報を提供してくださっている皆様に感謝します。
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