AVRでTNC(2)
2ヶ月近く間が空いてしまいました。
さて、前回にプロジェクト開始の紹介をしたモデムICなしのTNCですが、やっとAX.25で使用されている1200Hzと2200Hzの音声信号を検出することができました。とはいっても、あらたな検討課題が発生しているところですが。
1200Hzを検出した時には第0ビットのLED、2200Hzの時は第1ビット、2200Hz以下の時は第2ビット、1200Hz以上のときは第3ビットが点灯するように、先のプログラムを改良しました。
テスト用信号の発生には、トランジスタ技術2006年8月号で紹介された、SoftOscillo2とDSPLinksいうソフトを使用しました。
実験の様子は、次の写真のとおりです。
1000Hz、1100Hz、1200Hz、1500Hz、2200Hz、3000Hzを入力したときのLEDの点灯状況は次のとおりです。
各画像のとおり、ほぼ意図した状況になっていますが、1100Hzでは本来2倍の周波数である2200Hzを検出してしまっている等、高調波の問題があるようです。これについては、プログラムでの対応とLPFでの対応の2つを考えています。
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