« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »

2008年7月27日 (日)

AVRでTNC(4)

昨日、本日の土日かけて、AVRによるTNC製作のための実験の続きをしました。1200Hzと2200Hzの検出はできたのですが、周波数が変わったときの検出がいまひとつうまくいかないような状況です。ゼロクロス検出とデータ検出はひとつのワンチップマイコンで処理するのはむずかしいようです。割り込み処理が3つあるとどれがどのように影響しあうのか理解するのが大変です。進展があったときに、ここに続きを書いていきます。
なお、この記事はPuppyLinux4.00.1を無線LANカードを取り付けた8年ほど前のノートパソコンで走らせて書いています。PuppyLinux3.01では無線LANが使えなかったのですが、最近リリースされた4.00で今日試したところ、使えるようになりました。ただ、漢字変換の確定の際にエンターキーを押すと、時々カーソルが意図しない場所に飛んでいってしまいます。でも、古いパソコンがストレスなく使えるのは、大きな魅力です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年7月14日 (月)

AVRでTNC(3)

AVRでTNCは、前回から5ヶ月が経ってしまいました。この間にCUTE-1.7+APDIIが打ち上げられ、SRLLVer.2.0のモデム作成が各局でされているようです。
私としては、Ver.1.0をAVRでオリジナルプログラムで作成したので、Ver.2.0もAVRで対応するようよう検討中です。
現在の状況を少しずつですが、ここに記載しておこうと思います。

まず、モデム部分ですが、「AVRでTNC(2)」でモデムIC無しでの試行をしていましたが、とりあえず手持ちのTCM-3105を使用することとしました。これでうまくいったら、モデムIC無しの実験に移ろうと考えています。

次にVer.1.0と異なる部分にNRZI、32、64、96バイトの3種類のパケット長対応(スタートフラグによる判別)、スクランブル用テーブルの変更の3つがあります。

最初に、NRZIへの対応です。TCM3105のデモジュレート出力で1200Hzと2200HzはHIとLOWに対応するので、出力がHIからLOW又はLOWからHIに変化したときが0、変化ないときが1と判断できます。出力のHI-LOWの変化を検出するには、AVRではピン・チェンジ・インタラプトという割込み処理が利用できると考えています。HI-LOW変化のあったときの割込み処理で0をレジスタにセットし、タイマで1200分の1秒ごとに割込みをかけてこのレジスタの状態を読み、0の場合はレジスタ状態を読んだ後に1にセットするようにすれば、NRZIの論理出力が得られるはずです。

Nrzi

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月12日 (土)

CUTE-1.7+APDII、SEEDS、DELFI 、COMPASS(28)

久々のブログ更新です。9時台と10時台のCUTEパスで受信参加しましたが、どちらも混信が多い状況でした。また、10時台は東工大管制局のトラブルでアップリンクできなかったこともあり、こちらのパスでは、チャットで復旧状況を確認しながら、SEEDSの受信をしていました。結局CUTEのパスの間に復旧できなかったようです。早期復旧できるよう祈っています。
久々のSEEDSのSSTVですが、やはりきれいな画像はなかなかとれません。MMSSTVを使用しているのですが、このパスでは受信中最初の方に2回同期を取り直したため、画像のずれは少なくなりました。

Seeds_sstv_20080712_1049

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年6月 | トップページ | 2008年8月 »