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2009年1月 6日 (火)

AVR実験室(6)

1月5日の報告のとおり、モデムICなしSRLL用TNC改め、モデムICレスSRLLデコーダは、何とか目処がついたと考えています。これについては、基板設計に進めたいと考えています。現在の実験では、ブレッドボードに組んでいるため、ノイズ等の影響が大きいように感じています。基板作成の状況については、別途報告していきたいと思います。基板設計には、モデムICありのTNC作成時に使用した、eagleを使用する予定です。

・ AVRマイコンの情報について

さて、私がAVRマイコンを選択した理由として、以前にも書きましたが、あまり使っている人がいないということがあり、(特に日本語の)情報が少ない状況です。初期のAVRファミリであるAT90S1200というマイコンについては、「マイクロコントローラAVR入門」(2001年9月発行、品切れ絶版)という本が出版されていました。SRLL1.0で私が使用したAT90S8515については、この本とアトメル社のウェブサイトから仕様説明書(英語版)をダウンロード及びプリントアウトして、いろいろと試行錯誤しました。今回使用したATmega88については、CQ出版社から2006年4月に発行された「AVRマイコン・リファレンスブック」を基本に、これでよくわからない部分はアトメル社のウェブサイトからダウンロードした仕様説明書(英語版)の必要部分を印刷して、参考としました。「AVRマイコン・リファレンスブック」は、現時点で一番詳細なAVRの参考書と思います。また、「試しながら学ぶAVR入門」(2008年5月発行)も出版されています。

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コメント

AVRマイコンの書籍は数が少ないですが、Web上の情報は意外と豊富という印象があります。
特に下記のサイトは必見です。

HERO'S Download  http://moon.gmobb.jp/hero/

AVR wiki  http://avrwiki.jpn.ph/wiki.cgi

投稿: | 2009年11月12日 (木) 19時35分

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