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2011年10月 6日 (木)

AVR実験室(25)

2 ゼロクロスの検出
 1で周波数の検出にはゼロクロスの間隔を測ることで可能であると書きました。
 それでは、実際にゼロクロスを検出するにはどうしたらいいか、ということになります。
 私が使用を予定しているAVRマイコン(ATmega88)にはアナログコンパレータという機能がありますが、これは2つの入力された電圧を比較し、一方が他方より高く(あるいは低く)なったときを検出した時に割込み処理がかかるという機能があります。
 そして、電気信号である音声信号は、その電圧(プラスとマイナスの0Vからの差)が音声信号の大きさであり、その大きさの波の周期が周波数となっています。
 ということは、0Vを基準電圧として音声信号がこの基準電圧を横切るときがゼロクロスとなります。(下記PDFファイル記載の1)
 しかし、マイコンのアナログコンパレータは、マイナス側の電圧入力を予定していません。そこで基準電圧を0~5Vの間とし、音声信号と基準電圧の両方に下駄をはかせればマイコンでの検出が可能になります。。(下記PDFファイル記載の2)
 その概念を図で示すと、次のPDFファイルに記載のとおりとなります。
「002.pdf」をダウンロード

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