受信用TNCの製作(3)
CQ誌掲載の受信用TNCは、パソコンのRS-232C端子に接続してデータを取得することを目的として作成しました。
その後、多摩美術大学と東京大が共同で行っている「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」というものを知り、プロジェクトメンバーと交流する中で、このTNCをArduinoのシールドとして作成し、衛星芸術への利用を検討していくこととなりました。実際にシールドを作成し、さらに音声合成ICを組み合わせて、PRSIMのテレメトリデータから、衛星の太陽電池の発電電圧や表面温度を音声で表現することが可能となりました。次の写真の一番下がArduino互換機(秋月電子通商のATmega168/328マイコンボードキット)、その上が"Aques Talk pico"という音声合成ICを搭載した自作シールド、一番上が受信用TNCを基に作成したパケットシールドです。
このシステムを、来週12月1日(土)~2日(日)に、日本科学未来館で開催される"Maker Faire Tokyo 2012"で、「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」の展示の一部として紹介していただけることとなりました。展示場所は、1階D-01になります。
このArduinoのシールドについても、今後このブログで順次説明していく予定です。
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