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2023年1月24日 (火)

SHF測定器(検波器)の製作(1)構想

昨年製作した波長計で5GHzのトランスバータ出力を測ってみようとしましたが、この波長計では一旦アンテナで放射した電波を別のアンテナで受けてその強さを測ることとなり、現時点では5GHz帯のアンテナを2つは持っていないため、この方法はとれませんでした。
そこで、電力計が作れないかと手元の本を探したところ、送信機出力をダミーロードで消費させて、その高周波電流をダイオードで整流した出力を電圧計で測る電力計の説明がありました。絶対値は校正が必要ですが、少なくともメーターが振れれば出力あることがわかりますし、メーターの振れの大小が調整の参考になりそうだと思いました。そこで、波長計と同様に0.2mm厚の真鍮板で小さなケースを作って、その中にチップ抵抗とチップダイオードを入れて、電力計のセンサー部のようなもの(マイクロ波検波器)を作ってみることにしました。
本格的な製作記事では、厚さのあるしっかりしたケースを使用していることが多いのですが、精度は二の次にして手軽に製作できることから、0.2mm厚の真鍮板での作成です。
回路図はとても単純で、次のようなものです。

Power_detectror

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