おもちゃの修理記録(7)スポーツミニカー
【不具合症状】
動かない
【依頼症状の確認】
車体上部のボタンを押すと走り出すはずであるが、ボタンのカバーがなく(分解時に車中に落ちていたのを見つけた)、中のボタンを押しても車輪は回らなかった。
【原因究明と修理方法】
1 電池の消耗度をテスタで測ったところ、ほとんど残量なしであった。
(モーターが回転しない状態で何度も電源を入れたため、電池が消耗してしまったと考えられる。)
2 電池を新しいものと交換しても、車輪は動かなかった。
3 電池の蓋ねじ(次の写真の黄色丸と青丸の部分)を外して電池を抜いた。青丸のねじはシャーシをボディに止めるねじも兼ねていた。赤丸のねじを続けて外し、シャーシを外した。
4 シャーシのギアボックスを開けるために、上部の基板(次の写真の赤丸のねじ)を外した。
5 ギアボックスのカバーを留めている3本のねじ(次の写真の赤丸)を外した。4の基板を先に外さないと、3本目のねじを外すことができない。
6 内部のギアに動物の毛のようなものが絡んでいた。
7 車軸の歯車が外れていたので、すべり止め部分へはめ直した。
8 ギアに絡んでいた毛を取り除いて、ギアを組み直した。
9 車内に落ちていたボタンカバーを天井にはめ、シャーシを取り付けた。新しい電池を入れて天井のボタンを押したところランプが点いて車は走り出したので、修理を完了した。
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